A:不妊とは、WHO(世界保健機関)によると、
「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」をいいます。
Q:不妊の原因は?
A:不妊の原因には、
女性側と男性側の身体の理由が考えられます。
1:卵管の働きが鈍いことでの不妊症
女性に多い不妊症の多くは、
卵管の働きが鈍い事で起きる不妊症の場合があります。
卵管とは、卵巣から子宮へ卵子を運ぶ管のことです。
卵管に炎症が起きたり、
卵管が何らかの理由でつまったりすると、
卵子が卵巣から子宮へ移らなくなり、不妊症になります。
また、卵管が炎症を起きると、
周りの組織と卵管が癒着をおこして、
卵子が子宮へ移動しにくくなることで授精できずに不妊症になります。
卵管の障害は、過去の骨盤内炎症や手術・癒着、
子宮内膜症、虫垂破裂などが原因で生じることがあります。
子宮外妊娠が卵管内で起きた場合も、
卵管に傷が起きて、その後に詰まる
原因にもなることがあります。
また、子宮内膜症は卵管に子宮内膜が出来るので、
卵管がふさがれてしまいます。
このように、卵管に問題を抱えていると
受精が出来なくなり、不妊症へとつながっていきます。
2:卵巣の働きが鈍い事での不妊症
卵巣から、約1カ月に一度卵子が排卵されますが、
この働きが上手くはたらかないと妊娠しません。
排卵障害のある女性だと、
ホルモンの不調などにより上手く排卵が出来ない事や、
月経が不規則で1年に数回しかない場合には、
排卵が起きていない可能性があります。
卵巣を刺激するエストロゲン、
プロゲステロンというホルモンの濃度が関係しています。
エストロゲンの濃度とプロゲステロンの濃度が、
上手く働かないと、
排卵障害を起こしてしまいます。
こうした障害は、生殖機能をコントロールする、
視床下部→下垂体→卵巣 などの生殖器などの、
身体の仕組みの一部がうまく働かなくなって起きます。
3:子宮内膜が上手くできないことでの不妊症
着床とは、受精卵が子宮に運ばれ子宮内に落ち着くことで、
妊娠が進んでいきます。
着床障害の場合、受精はするけれども子宮内に
受精卵が落ち着かないため、妊娠が進まなくなります。
そのため、着床障害が起こると不妊症になってしまいます。
着床障害の原因は、
子宮筋腫や子宮内膜症などにかかっている場合です。
子宮筋腫とは、子宮の筋肉層の中に腫瘍ができる病気です。
子宮筋腫は、できる場所や大きさによって、
着床障害・不妊症を引き起こします。
4:男性側からの不妊症
男性の中で、SEXをあまり好まない方や、
SEXをしていない方が増えてきました。
SEXをしないことは、男性の生殖器を使わない事にも関係します。
生殖器も使わないことには、
精子の数が増えないことや動きの鈍さにも関係します。
そうした状況で、SEXを行い元気のない精子と卵子がくっついても、
上手く受精や着床が起きずに不妊になることがあります。
好転堂では、不妊の方向けに
下腹部や子宮周りの血流を温める、
遠赤外線のホットパックや、
炭酸を皮膚に当てることで、
腸から熱を作る働きを使って、
身体の中から温めていく炭酸泉や、
自律神経の中の、身体を休める働きである
副交感神経の働きを上げる鍼灸、
骨盤の片寄りを正すことで、
子宮や卵巣への神経伝達や、
血行を改善する整体などを使って、
妊娠できる身体作りをしていきます。
不妊でお困りの方は、好転堂に連絡を。